クライミングシステム

1/3ホーリング(荷揚げ)あるいは負傷者の救助システムの一例

過去にアルパインクライミングで何度か荷揚げをやったことがあり、プーリーとカラビナ、ユマールを使った。多分1/3システムだったと思うが、なかなか苦労した記憶がある。

 

今では使うことも無いが、システム構築には興味があり、マイクロトラクションとプーリーを探した。タイブロックは元々持っていたのでメルカリとヤフーオークションで他の二つを手に入れた。
早速自宅で1/3システムを構築してみた。アンカーにナノトラクション、下部へ向かうロープにタイブロックとプーリーのパートナーを組み合わせた。荷物はザック10kgとした。画像のようにロープを引けば理論通り1/3の力で荷物を引き揚げられる。


もしセコンドが負傷して動けなくなり、アンカーのテラスまで引き揚げる場合は複雑だ。
引き揚げシステムを構築する前に、確保器から荷重を抜かなければならない。確保器をミュールノットとオーバーハンドメイドで仮止めし、ロープにかかっている力をマリーナノットでアンカーに移す必要がある。荷重を移したあとにようやく1/3システム構築が可能なので現実的には非常に難しい。

 

たとえ器材を全部持っていたとしても、訓練を繰り返し行わなければうまくいかないと思う。だが覚えておいて損はない。いつか、何処かで必要とされる日があるかもしれない。